| 大項目:PPSの診断・判定 |
中項目:受診について
| 回答:蜂須賀明子先生(産業医科大学病院リハビリテーション科) |
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| PPSかなと思います。何科を受診したらいいですか |
PPSを診断する診療科としては、脳神経内科、リハビリテーション科、整形外科などが該当します。
実際には、PPSに詳しい先生もいらっしゃれば、あまり馴染みのない先生もいらっしゃると思います。PPSの診断は、それぞれのポリオの症状を理解すること、除外診断(同様の症状がみられる他の病気を正しく診断する)が重要です。近年は、加齢に伴うさまざまな病気を伴っていることも多いです。除外診断は、ポリオに馴染みがない先生にも適切に対応していただけることが多いと思います。
そのため、困っている症状を丁寧に聞いてくれて、一緒に考えてくれる先生に出会うことが大切です。まずは、話しやすく信頼できる先生に相談してみることをおすすめします。もし身近に相談できる先生がいない場合は、かかりつけ医を持つことも一つの方法です。その先生が判断に悩む場合には、必要に応じて適切と思われる診療科や専門の先生に紹介してくださるはずです。またお住いの近くの患者会にご連絡いただくと、PPS診療を行っている病院情報が分かります。 |
| 中項目:病院について |
| 回答:全国ポリオ会連絡会 |
PPSが、わかっていただける病院を受診したいと思います。
どうやって探したらいいですか |
| 全国ポリオ会連絡会は、PPSを研究してくださっている病院に、いろいろご相談して、ここまで活動を続けてきました。ポリオ検診会等もしていただいたりして、病院情報を広げてきました。お住いの近くの会にご連絡ください。 |
| 中項目:筋電図について |
出典:全国会会報74号 Zoom講演会
回答:蜂須賀明子先生(産業医科大学病院リハビリテーション科)講演から
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筋電図は、とった方がいいのでしょうか。痛いと聞くのて不安です。
検査にはどのくらいの時間がかかりますか? |
神経の貯金、残っている神経の状態を知るために、一度は受けていただきたい検査です。
一番不安な点は「痛み」だと思います。検査機器も進化しており、特に筋電図の針が以前のものより細くなっています。多くの施設で採血針より細い検査針を用いており、以前より痛みは減っています。検査中「力を入れて」と言われる時に鈍痛を感じるかもしれませんが、その時間は長くありません。
検査時間は、病態に応じて、検査室に滞在する時間は30~60分程度、針を刺している時間は1ヶ所で1~2分程度です。検査では、神経伝導検査も同時に行うことが一般的です。神経伝導検査は「低周波治療のような痛み」と言われることが多いです。
いずれも、主治医の先生に勧められた際は、ぜひ受けていただきたい検査です。 |